■ご挨拶

久保 一弘
あいざと会/理事長
久保 一弘

 人権を尊重し、明るく、地域に開かれた病院づくりを目指した、多くの精神科医仲間およびスタッフの活動と、利用者皆様のご期待と関係機関のご協力があって、平成29年6月 9日、藍里病院は開院37周年を迎えることができました。
 現在では、「断らない精神科救急」によって「社会医療法人」に認定され、法人税等非課税となって公立病院に並ぶ使命を負っています。

 救急・急性期入院治療では短期入院に努め、回復期、慢性期の入院においても「地域移行」に多職種チームで取り組んでいます。
 地域での医療としては、藍里病院のほかに、徳島市を中心とする地域には「あいざとパティオクリニック」、県中・西部地域には「あいざと山川クリニック」を設け、外来診療、訪問看護、デイ・ケア等を行っています。社会復帰施設によって住居、自立(生活)訓練、相談支援(地域移行支援、地域定着支援等を含む)、地域活動支援、就労支援等の福祉サービスを提供しています。地域で安心して暮らしていただけるよう24時間365日電話相談も続けています。(「あいざと・こころの医療福祉相談センター」)。

 平成28年春、新外来デイ・ケア管理棟、新病棟のA館をオープンしました。外来は精神科救急・相談・検査・カウンセリング・歯科を含む治療・情報提供等に対応できる構造とし、 2階の救急急性期病棟は、全室個室化可能としてプライバシーに配慮し、療養環境の改善を図りました。

 現代社会では、統合失調症、ストレス疾患、うつ病、アルコールやギャンブルなどの依存症、発達障害、認知症など、思春期~老年期まで各年代において「こころの問題」がますます大きくなり、課題も変化してきています。私たちは、気軽に、安心して利用していただけるサービスを提供して、「こころの問題」をもつ方と地域で「共に生きる」ことを目指しています。
 これからも皆様の信頼を得て、医療・福祉サービスで地域に貢献できるよう取り組んで参ります。

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