心理室

心理室には現在4名の心理士が配置されています。
外来では心理検査やカウンセリング、CRAFT(依存症家族支援プログラム)、禁煙外来、病棟では心理検査、カウンセリング、心理教育、集団心理療法など、様々な支援を行っています。




※下記の支援を希望される方は、まずは主治医にご相談ください。


心理検査
心理検査は、現在の心理状態や性格傾向を理解するために行われます。治療や診断の補助となるだけでなく、患者さま自身が自分の理解を深めることもできます。心理検査にはいろいろな種類があり、多くの場合、何種類かの検査を組み合わせて実施します。
 
カウンセリング
心身の具合が悪い、人間関係で悩んでいる、学校や職場でうまく適応できない、自分自身について悩んでいる・・などについて、ゆっくりとお話していただき、問題解決や健康の回復を目指します。
 
CRAFT
依存の問題を持つ方のご家族に対して、「依存症について」「適切な対応の仕方について」「コミュニケーションスキルについて」など、具体的・実践的に勉強、練習するプログラムです。依存症は、本人から治療を受けようとすることはなかなかなく、ご家族が困っている場合が多いです。まずはご家族に相談に来てもらい、一緒に対処法を考えます。
 
集団心理療法
入院患者さまを対象に芸術療法、またアルコールプログラムとしてアサーショントレーニングを行っています。芸術療法は、イメージを媒体とした非言語的な心理療法であり、言葉では示すことのできない心の葛藤や不安などが表出されることで、カタルシス効果も期待できます。アサーショントレーニングでは、日常生活で通常起こりうる人間関係におけるトラブルやストレスに対して、上手に対処していくためのコミュニケーションスキルの習得を目指しています。言いたいことを上手に伝える、素直に自分を表現していく方法を練習します。
 
心理教育
入院中の患者さまを対象に、再発を防ぎ、より良い生活を送るために、病気についての正しい知識や適切な対処法についての勉強を一緒に行います。症状や病気の仕組み、薬の作用や副作用、再発を防ぐための工夫についてなどのテーマに沿って、テキストを用いて勉強します。
 
禁煙外来
医師による禁煙外来の診察前に、心理士が面接を行い、禁煙状況、禁煙にあたり困っている状態や状況についての相談を受け、話し合います。
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