
私たち「あいざと会」は、平成23年12月 1日より「社会医療法人」となりました。既に平成19年度からは「特定医療法人」の承認を受けておりましたが、3年間の時間外等の診療件数が「精神科救急」の基準を満たし、県医療審議会の審議を経て徳島県知事より認定されました。今後は、法人税、固定資産税無料の税制上の優遇などを受けて、さらに、より公的な病院として公益性を重視した運営に努めたいと考えております。
昭和55年に精神科医療をより良くしようという多くの精神科医の協力で藍里病院を開設しましたが、当時は、隔離収容(強制入院)中心の精神科医療で、さまざまな問題点が明らかになっていました。このような状況の中で、人権を尊重し、明るく、地域に開かれた精神科病院づくりを目指して参りました。
その後、様々な改革活動、国の政策変更、そして新薬の開発等により、かつては長期入院を余儀なくされる方も多かった統合失調症などの精神障害についても、地域社会で暮らす方向へと変わってきています。
一方、現代社会では、生活の厳しさが増し、ストレス疾患、うつ病、アルコールやギャンブルなどの依存症、高齢者及び思春期の問題など、「こころの問題」がますます大きくなっています。私たちは、気軽に、安心して利用していただける医療・保健・福祉サービスを提供して、「こころの問題」をもつ方と地域で「共に生きる」ことを目指しています。
平成13年からは退院促進に取り組み、急性期治療を短期・集中的に行う体制を整備し、16年10月、県内初の「精神科急性期治療病棟1」の認可を受けています。これによって入院期間が非常に短くなり、かつての倍以上の入院患者さんを受け入れています。
現在では、藍里病院と、徳島市蔵本駅前と吉野川市山川町に開設した精神科クリニックにおける外来診療、訪問看護、デイ・ケア等の医療サービスと、いくつかの社会復帰施設による、住居、生活訓練、就労支援など、福祉サービスを利用して地域で生活する方が増えています。病院、クリニック、施設の「電子カルテ」等を専用線で結び、夜間でも利用者サービスに活用できるシステムを構築し、平成23年
6月からは「あいざと・こころの医療福祉相談センター」を開設して、精神科救急、受診前相談、受診後相談、暮らしの相談等の電話相談を行って、地域での暮らしをサポートしております。23年12月13日からは吉野川市のあいざと山川クリニックにデイ・ケアを開設しました。
これからも「精神科救急」「暮らしの支援・相談」など、医療・福祉サービスで地域に貢献していきますので、よろしくお願い申し上げます。 |

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